漏れる雨音が心地よいリズムになって
見上げたら、降り注ぐ水
濡れても構わず広がる道
ぬるく濃密な日々の果て
最後のあわが出て水面がきらめいていた
18℃の活動圏内
記憶が虫食いみたいなの
破裂音、充実感、微かな叫び
排水溝の町
ふりかえっててをつなぐ
酸欠の世界
シャボン
ジオラマの水